事例 00 — 創業の原点
古いブログを捨てずに、文化出版基盤へ進化させる。
Land Of The Rising Sonは、私たち自身が運営する日英バイリンガルの文化出版・ポッドキャストサイトです。「Web資産継承」というサービスは、抽象的な構想から始まったのではなく、この移行を実際に経験したことから生まれました。
きっかけ
Land Of The Rising Sonは、長年にわたってWordPress上で運営されてきました。記事、画像、日英両方のコンテンツ、そしてポッドキャストのエピソードが積み重なるにつれて、その価値は増していきました。しかし同時に、更新作業、プラグインの管理、デザインの制約、バイリンガル運用、音声配信との連携は、次第に大きな負担になっていきました。
選んだ道
アーカイブを放棄することも、その場しのぎの改修を重ねることもせず、実際の出版活動に合わせた新しい基盤をゼロから構築することを選びました。この経験が、既存資産を尊重しながら移行するという、私たちのサービスの原点になっています。
継承した資産
- 長年蓄積した記事・エッセイ(日英両言語)
- ポッドキャストのエピソードアーカイブ
- 画像・ビジュアル資産
- 四字熟語プロトコルという編集上の独自コンセプト
- カテゴリー構造と編集アイデンティティ
モダンな技術基盤
Next.js 15(App Router)とReact 19の上に、構造化されたバイリンガルコンテンツシステムを構築しました。コンテンツはSupabase上のPostgresで管理し、画像はCloudflare R2に保存、Vercel上で配信しています。汎用的なWordPressテーマの制約を離れ、サイト固有のアイデンティティに合わせたフロントエンドを実現しています。
四字熟語
アイデンティティを表現するフロントエンド
トップページのヒーローセクションには、「公平無私」「最適行動」といった四字熟語が浮かび上がっては消えていく、独自のアニメーションを実装しています。これは単なる装飾ではなく、言語そのものをインターフェースの一部として扱うという、このサイト固有の編集思想の表現です。汎用テーマでは実現できない、アイデンティティに根ざした体験を作れることの実例です。
編集ワークフローに合わせた管理画面
汎用的なWordPress管理画面の代わりに、実際の編集ワークフローに合わせたカスタム管理パネルを構築しました。日英記事の同時管理、ヒーロービジュアル、ポッドキャストエピソード、公開ステータスなどを、必要な機能だけに絞って扱える設計になっています。
旧WordPress環境について
旧WordPress環境が現在もアクセス可能かどうかは、確認中です。確認が取れるまでは、ビフォー・アフターの画面比較は掲載せず、移行の内容を文章でお伝えしています。実在しない比較を掲載することはいたしません。
実際の規模
誇張のない、確認済みの数字のみをお伝えします。
約795本
記事数
約2,800点
画像点数
362本
ポッドキャストエピソード数